毎日、手洗い・うがい・消毒してますか?
消毒...といったら真っ先に思い浮かぶのがアルコール。
そのアルコールが新型のアレを殺菌するのに効果的であるということで、消毒用のアルコールたちがドラッグストア等の店頭からみるみる姿を消して、早いもので1ヶ月以上が経ちました。
我が家では、外出からの帰宅時には必ず手洗いとうがいをするということを日頃から徹底付けています。
なので、ハンドソープやうがい液については潤沢というほどではありませんがそこそこ在庫があるんです。
しかし...アルコール...う~ん...これが無いんですよねぇ...わたくし下戸なものでお酒もほとんど飲めませんし、我が家にあるのは料理酒くらいなもんです。
あ...でも、お酒に含まれるアルコールにも消毒の力は、もちろんあるので、濃度高め系のものだったら...そこそこ使えるんじゃないかな。
ほら、よく時代劇なんかで口に含んだ酒を傷口にブーっとふきかけるじゃないですか...。
...まぁ、それはさておき...他に除菌に使えるものとして家にあるのはキッチンブリーチなどの漂白剤とか、お風呂場にあるカビ取り剤みたいなのとか...。
調べてみましたら、こういった塩素系の漂白剤と呼ばれるものでも、1000ppm以上に希釈した液体で『物』に対する消毒に使用することができるとのこと。
まぁ、そりゃそうですよね、そもそも食器や布きんなんかの漂白やら除菌やらに使うやつなんですから...。
ただし、このキッチンブリーチやカビ取り剤などの、いわゆる『塩素系漂白剤』と言われるものの原液は非常に強いアルカリ性でございますので、例え薄めて使用するとしても、手指の消毒にはおすすめしません。
...というか、やらない方がいいかも...。
ほら、漂白剤なんかが手に付くとヌルヌルしますよね?
あれって、強いアルカリ性のために皮膚の蛋白質が溶けちゃってるんですって。
あとで水使ってゆすげばいいじゃん...なんて考えちゃう人もいるかもしれないですけど、できることならやめておいた方がよさそうです。
それでですね...塩素系漂白剤を使って『物』に対する消毒を行うにあたりまして...ひとつ疑問が...。
1000ppm以上の希釈液って...........何?
だいたい、なんちゃらppmなどと言われてもですよ...わたくしなんぞそんな言葉を初めて知った...とまでは言いませんが、それでもさっぱりわからん...。
でね、調べてみましたよ。
水道水1リットルに対し、漂白剤を50ml
だそうです。
ただし、何度も言いますが、これを使って除菌できるのは、ドアノブとか...う~んと...テーブルとか床とか...とにかく物体に対してですね。
そして、除菌したあとは必ず水拭きをしてください。
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studiolaut / PIXTA(ピクスタ) |
ですがね、しかしながらです...わたくしは外出時や帰宅をしたときに行う手指の消毒を、あまり害のないものでやりたい...。
もちろん、アルコールもいいんですよ。
いいのですけど、なかなか購入ができない状況ですし、何よりこの空気が乾燥している時期はアルコールでバシャバシャと消毒すると、手がバリバリに荒れてカサカサヒリヒリになってしまいます。
アルコールはサッと蒸発するので、すぐに次の作業に取り掛かることができるという点は便利っちゃ便利なのですけど、その水分の蒸発の際に毎度肌の水分まで持っていかれてしまうのです。
そんでもって、もしあかぎれや傷なんかあったりしたら、超しみて悶絶ですわ。
そこで、Twitterのフォロワーさん方(鳥飼いさん)に教えていただいた
次亜塩素酸水
というものを購入してみることにしました。
『次亜塩素酸水(じあえんそさんすい)』とは、塩酸または食塩水を電気分解することによって作り出される『次亜塩素酸』を主成分とする水溶液であります。
食品加工等の現場でも使われているもので、カット野菜の洗浄など、食品添加物としても認められている殺菌のための液体です。
他にはプールの水の除菌や水道水を安心して飲めるように浄化するなどにも使われています。
ですので、生体に悪影響を及ぼすことがない...のに殺菌力があるということで、これをぜひ使ってみようと思ったわけです。
幸い、購入を考えたときは、まだ次亜塩素酸水の存在があまり一般的に多く知られていなかったということもあって、ネット通販サイトよりサクっと注文ができました。
今回購入したのは、(株)サライより販売されているサライウォーターの20L。
原液の濃度は200ppmです。
これを、用途に合わせて希釈して使います。
通常の除菌でしたら4倍希釈の50ppm。
これは200mlの計量カップなら、まずは原液50ml入れ、そのまま200mlになるまで水道水を足せばOK。
あと、わたくしはやりませんが、超音波式加湿器で噴霧する場合は10倍希釈が良いそうです。
今回購入した次亜塩素酸水は20L入っていますので、4倍希釈で除菌に使用しても80L分あります。
あまり長いことダラダラと使っていると殺菌の効果が薄れてしまうとのことなので、一度に大量の希釈液を作らず、そしてできるだけ紫外線にさらさないようにしながらバシャバシャとガンガンと除菌しまくりたいと思います。
3~4ヶ月以内に使い切れればいいのではないでしょうか。
あ、そうそう、ちなみにスプレーボトルは100均で購入した園芸用のものとミニボトル、そして制汗剤が入っていたスプレーボトルを洗って使いました。
置き場所は、まず玄関。
これは外出から帰宅をしたときの手指消毒用。
次にお手洗い。
用を足した後の消臭用ですね。
そしてキッチン。
ここではキッチン用品に限らず、インコたちの様々なものも消毒しますので、こちらが一番使用頻度が高いかもしれません。
黒いボトルとミニボトルは外出先で使うためのものでございます。
何かに触れたら気軽にシュッシュと除菌できて、何度使ってもアルコールのようにお肌が荒れる心配もない。
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難点を述べるとすれば、アルコールのようにすぐには乾かないことくらいでしょうかね。
あと、スプレー直後は若干の塩素臭がしますが、割合とすぐに消えてしまうので問題はないかと思います。
それにしても『次亜塩素酸水』...その名前は知っておりましたが、いざ使ってみたらこんなにいいものなのだと実感いたしました。
まぁ、菌やウィルスは目に見えるものではございませんので、殺菌されていく様を目の当たりにすることなどできませんがね。
やはり、何より安全な除菌水であること...そこのところが大事なのですよ。
鳥飼いとしては...ね...。
日本国は、今が踏ん張りどころ。
免疫力アップして自衛に備えてまいりましょう。
ほんじゃ、今回はここまで。 (=゚ω゚)ノまたなっ!!