【鳥飼い日報】平成31年 #2『暖突とペットヒーターと熱放射(熱輻射)のお話』


冬はやっぱり寒い....

でもって夏は酷暑でツライ....

まぁね...、ある程度寒暖の差ってものはあった方がいいんだ...という考えをわたくしだって、ちょっとくらいは持っております。


日本のいいところは、四季がある...というところですしね。

農作物が育つことや、春に桜が咲き乱れることにだって、この寒暖差が大きく関係しているのですから...。


けど...、寒い→暑いへ...または、暑い→寒いへの移行が、このところの日本では急変化し過ぎて、その中間にある『春』とか『秋』をのんびりと感じることができなくなりつつある...と、そんな風に思うのです。

この先の未来...、暑い期間が長くなって行き、寒い期間が短くなって行く...そんな四季が崩れた日本になってしまうかもしれません。

でも...人間とは本来賢い生き物なのですから、そういった気象の変化にも随時対処していくことができると信じております。

....が、しかし、そのためには、おそらく大量の電力が必要になってくるでしょうねぇ。

そうなったとき、もしも何らかの事故や災害などで電気の生産や供給ストップするようなことになったりしたら.....

今のわたくしたち、完全にアウトですよ...。(>_<)
 
いらすとや

やはり、災害に強い日本にする....国土強靭化が必要ですね。




さて、前回、ついに我がウロコ部隊でも就寝時のみ『アサヒペットヒーター』を使うことになりました....なんて記事を書きました。


それまでは夜間就寝時に『湯たんぽ』を使っておりましたので、それに比べれば就寝準備の作業時間が格段に短縮されたわけでございます。

なんつったって、『湯たんぽ』みたいにお湯を用意する必要もなく、ただ『ペットヒーター』のスイッチのをオンするだけですからね。

.....と、いいましても....おそらく、数多くの鳥飼い様方は、夜間だって『ペットヒーター』の類を使って就寝時の鳥ちゃん保温に努めていらっしゃる...と思うんですよ。


ま、何を今さらこんな話をしているのか...といった理由につきましては、これまでの記事をご一読いただくとしまして、この場では割愛したいと思います。




で.....、毎度のことなのですけれども、前置きが長くなりましたので、さっさと感想を言っちゃいますが.....『アサヒペットヒーター』...

いいっ!!

いいですよ、最高に暖かいです。

朝、隊員どもを起こすとき、メタルラック前面に被せた毛布とビニールを外す際、どんなあんばいなのかなぁ....と、ちょっと中に手を突っ込んでみましたらね、これがホカホカと心地よいぬくもりなんですよ。

就寝時の様子
(特に熊が好きということではないですw)

これは『ペットヒーター』にしてよかったと、本当に思っています。

で、まぁ、これは夜間就寝時のみの話でございまして、隊員どもが起きている時間は....と言いますと、今までも何度となくご紹介させてもらっている

『暖突』を使用しております。

これはこれでなかなかの優れものなのですよ。

『暖突』の何が良いのか....と、言いますと、写真の黒い部分全体からですね、平面状に、しかも広範囲に渡ってあったかくなっちゃうんだぞビームが発せられるというところです。

ビームといっても実際は光らないですけどね...。(^^ゞ

これは『熱放射(熱輻射)』といって、の元となるエネルギーが電磁波(遠赤外線)という形で空間に発せられ、それが対象物にぶつかると、その対象物を構成する分子が激しく振動することによって、そのものが発熱し、暖まるという仕組み。


....なんて、だいぶぶっちゃけて説明を書きましたけど、なんのこっちゃ?...と思っちゃう方々もいらっしゃるかもしれませんね。

ま、あれです...

熱の元となる役目を持つ電磁波(遠赤外線)君が、物体や生き物などに出会うと、それらを形造っている分子君に向かって

『始めーっ!!』

と号令をかけます。

号令をかけられた分子君たちは、一斉に、押し合い圧し合い激しくダンスを始めるのです。

そして、分子君たちは、こう言います。

『あぁ、やっぱ、身体動かすとポカポカするよね』

これが『熱放射(熱輻射)』の仕組み。


電磁波...なんて聞くと、身体に悪影響があるんじゃないか...なんて思われがちですが、わたくしたちの生活環境において、この電磁波は普通に存在しているものなので心配はありません。

赤外線可視光線、または紫外線といった、さらに、わたくしたちが利用している電波なども、この電磁波の一種なので、全てが悪者というわけではないのです。




例えば、太陽の光を浴びると温かいと感じることも、この電磁波が関わっています。

いらすとや

太陽の表面温度は約6000℃ありますが、太陽から地球までの距離は、1億4960万kmあります。

この距離は、秒速約30万kmである光の速さをもってしても、おおよそ8分20秒もかかるんです。

もっとわかりやすく言えば、時速300kmで走行する日本の新幹線約50年...時速4kmで、てくてくと歩いて行ったら約4000年です。

そんな距離を、太陽の表面温度が、いくら6000℃あるからといっても、熱を伝えるための媒体がない真空の宇宙空間を、地球まで『熱』として到達させるなんて不可能なのです。


いらすとや

つまり、太陽から発せられる熱の元となる電磁波(遠赤外線)が地球上にぶつかり、生物や物体を形造る分子をダーッと激しく振動させることによって発熱する.....これが、お日様の光を浴びるとポカポカ暖かく感じる仕組みです。

遠赤外線は、光の仲間なのですが、人間の目には光として感じることができません。

ですが、光と同じですので、太陽から発せられ、地球到達までにかかる時間は、おおよそ8分20秒です。

『暖突』は、太陽光のポカポカと同じ電磁波(遠赤外線)の作用で身体を温める効果があるものですので、電磁波と聞いても『鳥ちゃんに良くないんじゃない?』なんてドン引きしないでくださいね。

日向ぼっこすることとあまり変わりがないのですから。





話を戻しまして....

この『暖突』を鳥さん用に使用するには、設置方法に、少々面倒なこと...と言いますか、必ず守っていただきたいことがあります。

詳しいことは、以下の記事をお読みいただいて参考にしてもらえれば幸いです。

【鳥飼い日誌】平成30年 #18『2018年 暖突始めました』


『暖突』自体はすごく優れたペットの暖房器具であると言えます。

それは使用してみて実感していることなので、あくまでもわたくし個人の感想ではございますが、嘘偽りなく購入してよかったと思っているのです。

ですが、ここは強調して何度もしつこく申し上げておきたい大事なことがあります。

この『暖突』は、もともと『鳥用』の暖房器具ではありませんので、鳥に対して安全な状態で使用することができない、または、安全対策をするのは面倒くさい...とお考えでいらっしゃる方にはおすすめしません....というより、使用することを

やめてください。

と、少々厳しめなことを言いましたが、大丈夫です、面倒だけど使いたい....そんな方には、こちら『暖突』を販売している『みどり商会』では、鳥さん用に使える『トリトロンエース』という商品があります。

参照:レヨンベールアクア
http://www.rva.jp/shop/midori/7657.htm

ま、そういった商品に関連することも以下の記事に書いてありますので、よろしければこちらも参考にしてください。

【鳥飼い日誌】平成30年 #18『2018年 暖突始めました』




で、『暖突』『アサヒペットヒーター』を両方使用してみての比較ですが....。

 『暖突』
  • 広範囲をいっぺんに暖かくすることができる
  • 風などの影響を受けずに対象となるものを暖めることができる
  • パワーがあるにもかかわらず、電気代は保温電球を使用するペットヒーター約3分の1
  • 保温電球タイプのように球切れの心配はない
  • ただし、設置方法には安全性を確保するなどの注意が必要
  • 『暖突』本体を熱から守るためのサーモ機能が内蔵されている(周辺温度対応ではない)
  • 霧吹き程度なら水がかかっても大丈夫
  • 価格は『暖突Mサイズ』6000円前後~8000円くらい

 『保温電球タイプ』
  • 周辺空気を暖めるので、ほんわかした優しい暖かさ
  • 保温電球を使用するため球切れに注意が必要
  • 鳥にも使えるよう対策が施されているので、設置方法などが簡単
  • 電球に水がかかると破損の恐れがあるので注意が必要
  • 通電中は熱し続けるため、別売りのサーモスタットがあった方がよい
  • 価格はメーカーによって異なるが、写真の『アサヒペットヒーター40W』5000円前後~7000円前後
といった感じです。





ここからは、わたくし個人の意見でお話しますが、もし、わたくしが最初から保温電球タイプ『ペットヒーター』を使用していたら...

『暖突』は購入しなかった...かもしれません。


やはり、保温電球タイプのものって昔からありますし、なんとなくそちらの方がやわらかく包み込むような暖かさなんですよね。

起床前に彼らのケージ周りに手を入れたとき、『あ、暖突とは違う』...そう感じました。(^^ゞ


ほんじゃ、今回はここまで。 (=゚ω゚)ノまたなっ!!

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