【鳥散歩】平成30年 #1 『2月その① ハッカチョウ』

おや?

カラスさんのように羽が真っ黒な鳥がいます。

クチバシはオレンジ色、目は金色っぽく、パッと見た感じの大きさはムクドリより少し大きいくらいでしょうかねぇ。

そんな、カラス先輩にちょっと似ている感じのこの鳥は

『ハッカチョウ』といいます。

生物学的な分類では、スズメ目・ムクドリ科・ハッカチョウ属です。

漢字で表記すると『八哥鳥』。

呼び名としては、その他にも『小九官鳥(ショウキュウカンチョウ)』なんてのもあったりします。

『九官鳥』

あれ?そう言われて見ると『ハッカチョウ』『九官鳥』って、なんとなく似てますよね。

目の色や身体の大きさに違いはありますけれども、クチバシとか足の感じとか、また、写真には写っていませんが、翼に大きな白い斑点模様があるところも似ています...。

では、『ハッカチョウ』が別名『小九官鳥』と呼ばれているのが、ただ見た目が似ているからなのか、調べてみましたら『九官鳥』ってば『ハッカチョウ』と同じスズメ目・ムクドリ科でございました。

『ハッカチョウ』は人の声を真似ることができるとも言われていますので、そのあたりも『九官鳥』と類似しています。


この鳥は、川べりなどを歩いているとよく見かける、割合と身近に出会える鳥なのですが、この日は住宅地の真ん中で見かけました。

『ピュルルル♪』といったかわいらしい鳴き声をしていますので、一度聞き覚えたらすぐに聞き分けられると思いますよ。

クチバシの上にポンポンが付いているのも特徴ですね。

この『ハッカチョウ』は、もともと中国南部や台湾・ベトナム・ラオスといった、ちょっと暖かい地域に生息する鳥でしたが、人間によくなつくというので飼い鳥として日本へやって来たものが篭脱け(かごぬけ)をして、そのまま野生化したのではないかと言われています。

いわゆる『外来種』ですね。

外来種といえば、関東地方を中心に見られる、野生化した『ワカケホンセイインコ』などもそうですが、このインコも元々はインドやスリランカといった暖かい地域の鳥なのです。

Pixabay
日本だって夏だけならば熱帯地域に負けないくらい気温が高くなりますが、冬はまったく逆で結構な寒さです。

今年などは何度も寒波がやってきてますし、熱帯や1年を通して暖かい地域に生きる鳥にとって、日本は野生として生きていくには、なかなか過酷な環境の国だと思うんですよ。

なのに、どうして繁殖して個体数を増やすことができてしまうのでしょう...?


ま、ザックリ言っちゃえば、環境に対する適応能力が高かったから...ってことなのですかね。

鳥は自分で体温の調節だってできますし、食べる餌にさえ困らなければ、その地域の環境にはあまり深刻な影響を受けることなく野生化して生きていけるのかもしれません。

...とは言っても、やっぱり『運』も多大にあったんじゃないかって思うんですけどね。




さて、外来種...と聞くと、なにやら日本の在来種に悪影響があるんじゃないかと思われてしまいがちですが、現在のところ、近しい仲間である『ムクドリ』とのハイブリッド的な関係は認められていないようなので、特に『見かけたら云々...』の対象にはなっていないようです。

ただ、時折群れで行動することがあるため、『フンがー!!』とか『鳴き声がー!!』などといった苦情が出て、彼らが集まる木の枝や葉を剪定したなんて話があったりするそうですが、それってどうなの?って思うんですよ。

そういった野生の鳥との共存を迷惑であると言って認めないのなら、砂漠の真ん中とか太平洋の真ん中とか、草木も生えないところで生活するしかないですよね。

環境を破壊しまくる人間の方が野生の動物たちに迷惑をかけてこの地球上で生活しているということを忘れてはいけません。


この『ハッカチョウ』を身近なところで見かけたら、その鳴き声に耳を傾けてみてください。

この通り、見た目は真っ黒で華やかさのない鳥ですが、案外かわいらしい鳥なんですよ。

羽ばたいたときに見える翼の白い斑点もなかなか特徴的です。


ほんじゃ、今回はここまで。 (=゚ω゚)ノまたなっ!!

最後までお読みいただき、ありがとうであります。

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