【鳥散歩】横浜の瀑布『まさかりが淵』

神奈川県横浜市『まさかりが淵市民の森』

ここは、神奈川県横浜市戸塚区にある『まさがりが淵市民の森』でございます。

この公園は、う~んと郊外へ出て、時間をかけてヒーハーと息を切らせながら山道を歩いたりしなくても気軽に住宅地やバス通りからひょいと行けて自然を体験できる場所です。

公園内は、特に険しい道というものはありませんが、すっころびたくないという方には歩きやすい靴で行かれることをおすすめいたします。( ̄▽ ̄)b


今回は、季節的にスズメバチのスポーン情報があったり、大量のクモが大量に巣を張り巡らせているという状況が想像できちゃったことから、とにかく世の中で一番嫌いなものがクモというチキンな指揮官は、公園の外側にある川に沿った散歩道を歩くことにいたしました。(^^;

ちょっとした瀑布もあるでよ。

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むかしむかし、山で木を切っていた木こりが、うっかり手を滑らせて持っていた鉞(まさかり)を、この淵へ落としてしまった。

『おっと。大事な仕事道具を落としてしまった。』

木こりが慌てて淵を覗き込むと、そこには、はたを織る美しい姫の姿が・・・。

『すまないが、落としてしまった鉞を取ってはもらえまいか。』

木こりが姫にそう言うと、姫はこう答えた。

『私はこの淵の主である。あなたの頼みどおり、この鉞はお返ししよう。だが、私のことを誰にも言わないと約束をしてほしい。もし、約束を破り、誰かに私のことを話してしまったときは、あなたの命はありませぬ。』

鉞を返してもらった木こりが村へ帰ると、自分の三回忌法要が執り行われている最中だった。
なんと木こりが淵にいた間に二年以上もの月日が経っていたのだ。
突然の木こりの帰りに驚いた村人たちは、彼に事の次第を説明しろとしつこく問い詰めた。
木こりはたまらず淵で出会った姫の話をしてしまう。
すると彼はその場に倒れ、そのまま息絶えてしまったのである。
それ以来、村の人たちは、この場所を『まさかりが淵』と呼ぶようになった。

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そんな昔から伝えられている民話が、この『まさかりが淵』にはあります。


しかし、これってあまりにも話がぶっちゃけてるし、ツッコミどころも満載です。

そんでもって、テンションガタ落ち的なバッドエンドな話で、純真無垢な幼子に聞かせる昔ばなしとしては、ちょっとさぁ・・・という意見があったかどうかは知りませんが、中には『ぼうや~よい子だ寝んねしな』...ってな日本昔ばなしなどでは超有名な浦なんとか太郎のように

『御殿でたいそうなおもてなしを受けて村へ帰った』だとか、(いきなり頭上から鉞ぶち込まれてるのに、お・も・て・な・し?...という謎なんだが...)

『木こりが落とした鉞が、たまたま淵に住む大蛇を退治して姫にグッジョブ!!とお礼をされた』だとか、(俺、持ってる!!...的な...)

どちらも最後は、たんまりとおみやげもらって村へ帰り、ウハウハな大金持ちになりましたとさ...といった感じの、いろいろとどこかで聞いたことがあるようなシーンがくっついた話もあったりします。

淵にを落とした話って、最初、こっち系の話になるのかとオモタ。

まぁ、こういった言い伝えというものは、話し手の主観が混じったり、聞き手が興味をそそられるように話に色を付けたり...なんていうこともあるのでしょうから、いろいろな説があるのは仕方がないでしょう。

ただ、この『まさかりが淵』のすぐ横には、かなり古めかしい木こりのための供養塔らしきものがぽつんと存在していますので、ま、ベースの話はバッドエンドのやつかな・・・って思います。

昔から伝わるお話って、日本にしろ海外にしろ、モヤモヤに話が終わるパティーンが意外と多いですもんね。

『えぇっ!?それって何とかならんかったんか?』・・・みたいな?
 
大佐:そそ。( ˘ω˘ )



この『まさかりが淵』を流れる川は『宇田川(うだがわ)』といいます。

現在は、こうしてきれいな水が流れる景観としてもよい川ですが、昭和50年代くらいの頃は、とんでもなく汚れた悪臭のする、おぅぇぇっぷ!!な川でございました。(とにかく何でも流れてたね(^^;)

その後、きちんと下水道が造られましたので、何でもかんでも川へ流すことがなくなって、渓流にいるような小鳥までもが訪れるきれいな川に戻すことができたのでございます。

キセキレイかな。

ハクセキレイセグロセキレイなどは、割合身近でも見かけることが多いので写真にも撮りやすいのですが、キセキレイの実物は、今回初めて見たんですよ。

ゆーても、それほどまでに激レアな野鳥・・・というわけではないそうで、すこ~し珍しいという程度だとか。

それにしても『キセキレイ』とは、なんとも美しい響きの名前ですねぇ。



今まで出会えなかったのは、個体数が少ないという理由よりも、ただ単に出会える場所へ指揮官が行きついていなかった・・・ただそれだけのことだと思います。

それでも、やはり渓流やきれいな水辺に姿を見せることがほとんどだとされるキセキレイに、この『まさかりが淵』で出会えたことは、本当に幸運なことであったと嬉しく思いました。(写真はボケてっけど)

野生のリスもいます。

木々の多い、ちょっとした山に近いところを歩いていると、こういった自然公園に限らず、住宅地などでも電線の上をサササっと駆け抜けていく野生のリスの姿が見られます。

このとき見つけたこの子は、耳の先端が丸いのと、尻尾のフサフサな感じからして『タイワンリス』のようですね。

う~ん・・・『ニホンリス』じゃなかったかぁ・・・。

『タイワンリス』って、つぶらな瞳をしたこんなかわいらしい動物ですけど、実は『特定外来生物』に指定されています。

つまり、放置しておくと、日本に元々生息している在来生物の生存を脅かしたり、生態系を崩す恐れがあるので、捕獲処分の対象となっている動物ってわけです。

でも、ちょっと待って。
いくら外来種とはいえ、何で『リス』捕獲処分の対象である『特定外来生物』なの?


そう・・・、『特定外来生物』と聞くと、何となく獰猛で他の生物を捕食してしまう悪い奴が対象になってるイメージがありますよね。


その点『タイワンリス』ではピンとこない・・・。

そんな頭上に『?』がついちゃったあなたのために説明いたしましょう。

『タイワンリス』が餌として食べるのは、果実や新芽、昆虫などですが、ときにはシジュウカラなど、小鳥の卵やヒナなども食べてしまいます。

(Pixabay)

元々生息している台湾では、彼ら『タイワンリス』の天敵であるヘビ猛禽類が、それなりにバランスよくいるのに対して日本ではそういった天敵があまり多くはいないといったことから繁殖が進み、個体数がどんどん増えていったようです。

その結果、昆虫や野鳥が少なくなってしまう危険性がある・・・そういった理由から『特定外来生物』への指定、そして捕獲処分対象となったようですね。

また、生息地の拡大についても不安視されていて、このまま拡大が進むと『箱根』『丹沢』に達し、そこに生息する『ニホンリス』の生態にまで影響が出て、最悪の場合『ニホンリス』が絶滅危惧の危険にさらされる・・・ということも懸念されています。


ウィキペディアより『ニホンリス』

ま、在来生物の存続うんぬんが捕獲処分の理由としては大きいのでしょうが、いろいろと調べてみると、人間の生活に対しても、悪さばかりをするはた迷惑な『リス』・・・といった存在のようで、どーもそっちの困った状況をなんとかしたいっていうのも理由としては、ある程度の割合を占めているんじゃないかって思っちゃいました。(←あくまでも指揮官個人の感想です)

・・・だから、かわいいとばかりは言っていられないんだよ・・・ってことかもしれないですね。ちょっと切ない話ですけど。


そろそろこの『まさかりが淵』も紅葉が見頃になる時期です。



ほんじゃ、今回はここまで。 (=゚ω゚)ノまたなっ!!

最後までお読みいただき、ありがとうであります。また来てね。(^^♪


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